Chromeの拡張機能は、入れた数だけ裏で動く処理が増え、メモリやCPUを使います。Chromeが重いと感じたら、まずタスクマネージャー(Windowsは Shift+Esc)で拡張ごとの使用量を確かめ、使っていない拡張を削除し、似た役割の拡張は1つにまとめるのが効果的です。
なぜ拡張機能が多いと重くなるのか
拡張機能の多くは、次のような形でChromeの中で動き続けています。
- 裏で動く処理 — 拡張機能ごとに、タブの変化や通知を見張る処理がある
- ページに入り込む処理 — 開いたページ1つ1つに、拡張機能のスクリプトが読み込まれるものがある
- アイコンやパネル — ツールバーやサイドパネルに表示するための画面
1つ1つは小さくても、10個、20個と入れていれば合計はばかになりません。さらに、ページに入り込むタイプの拡張は、タブを開くたびにそのぶんの処理が増えます。
まずは確かめる:Chromeのタスクマネージャー
タスクマネージャーを開く
Windowsは Shift+Esc。Macはメニューの「ウィンドウ」→「タスクマネージャ」(または右上の︙→「その他のツール」→「タスクマネージャ」)。
「拡張機能: ○○」の行を見る
拡張機能ごとにメモリ使用量とCPUが表示されます。「メモリ使用量」の列で並べ替えると、重いものが上に来ます。
使っていないものから外す
chrome://extensions で、最近使っていない拡張を「オフ」または「削除」します。
減らすときの考え方
- 使っていないものを消す — いちばん効果があり、リスクもない
- Chrome標準の機能で足りるものを消す — 例:タブを自動で休ませる拡張は、Chrome標準の「メモリセーバー」(設定 →「パフォーマンス」)で代わりになります
- 役割が重なるものを1つにまとめる — タブ管理とブックマーク整理とスクショを別々の拡張で入れている、といったケース
🔒 拡張機能を減らすことはセキュリティ対策にもなります。拡張機能はそれぞれ「閲覧データの読み取り」などの権限を持っているので、数が少ないほど、権限を渡している相手も減ります(→ Chrome拡張の安全性)。
LB TAB Layers 1つで置き換えられる拡張
LB TAB Layers はタブ管理を中心に、次のような役割を1つにまとめています。単機能の拡張をいくつも入れているなら、まとめられる可能性があります。
| よく入れている拡張の種類 | LB TAB Layers の機能 |
|---|---|
| タブをまとめて保存・復元する拡張 | グループ(ブックマークとして保存)・一括オープン/クローズ |
| セッション保存系の拡張 | ブックマーク同期・JSONバックアップ |
| ブックマークの重複を消す拡張 | ブックマーク重複検出 |
| リンク切れチェッカー | リンク切れチェック |
| 複数ページのスクリーンショット | 一括スクリーンショット(表示範囲の撮影) |
| RSSリーダー | RSSリーダー |
| ページ要約のAIサイドバー | AIサイドバー |
| ポモドーロタイマー・サイトブロッカー | 作業タイマー・フォーカスタイマー |
| よく使うサイトのショートカット | ピンバー(最大10個) |
| タブのURLをまとめてコピーする拡張 | Markdown形式でコピー |
| 画面を2分割して開く拡張 | スプリット |
置き換えられないもの(正直に)
- ページ全体を縦に長く撮るスクリーンショット — LB TAB Layers は表示範囲(1画面分)の撮影です
- タブの自動休止(タブサスペンダー) — Chrome標準の「メモリセーバー」を使ってください
- 広告ブロック、パスワード管理、翻訳など、タブ管理とは別の役割の拡張
入れ替えたら、もう一度確かめる
LB TAB Layers も拡張機能の1つで、開いたページで動くスクリプトを持っています。「入れれば必ず軽くなる」わけではありません。いくつの拡張を外して、1つにまとめたかで効果は変わります。
入れ替えの前と後で、タスクマネージャーの「拡張機能」の行の合計を見比べてみてください。数字で確かめるのが、いちばん確実です。
あわせて、使い終わったタブはグループに保存して閉じる習慣をつけると、タブそのものが使うメモリも減らせます(→ Chrome メモリ節約テクニック)。
よくある質問
Q. 拡張機能が多いとChromeは重くなりますか?
はい。拡張機能はそれぞれ裏で動く処理や、開いたページに読み込まれるスクリプトを持っていることが多く、数が増えるほどメモリやCPUの使用量が増えます。Chromeのタスクマネージャーで拡張機能ごとの使用量を確認できます。
Q. どの拡張機能が重いか調べる方法は?
Chromeのタスクマネージャー(WindowsはShift+Esc、Macはメニューの「ウィンドウ」→「タスクマネージャ」)を開くと、「拡張機能: 名前」の行に拡張機能ごとのメモリ使用量とCPUが表示されます。
Q. タブを自動で休止させる拡張は必要ですか?
Chromeには標準で「メモリセーバー」(設定→パフォーマンス)があり、使っていないタブのメモリを自動で解放できます。まずは標準機能を試すのがおすすめです。